【米国】
為替(2023年2月23日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 134.91 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0604 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 143.09 (円)
ポンド円 GBP/JPY 162.50 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2044 (米ドル)
2月22日のニューヨーク外国為替市場では、徐々に米ドルが買われる展開となった。この日公表された1月31日〜2月1日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、一部の参加者が0.50%の利上げを主張していたことが判明。ただし、これらは市場では既に予想として織り込まれていたこともあり、大きな材料とはならなかった。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.69%、10年債が3.92%となっている。
米ドル・円(USD/JPY)は134.46円で始まると、徐々に水準を切り上げた。一時は134.99円まで上昇する場面も見られ、134.91円で取引を終えた。
ユーロ・米ドル(EUR/USD)は一方で水準を切り下げる展開となった。1.0648ドルで始まると、一時1.0599ドルまで下落。1.0604ドルで取引を終えた。ポンドは、対米ドルで1.2044ドル近辺での取引となっている。
ユーロ・円(EUR/JPY)は143.20円で取引を開始すると、その後は軟調に推移した。一時は143.05円まで水準を切り下げ、143.09円で引けた。
株式
NYダウ平均 USD 33,045.09 -84.50 (-0.26%)
NASDAQ総合 USD 11,507.07 +14.77 (+0.13%)
S&P500 USD 3,991.05 -6.29 (-0.16%)
2月22日の米株式市場のダウ工業株30種平均は続落となった。市場では米長期金利の上昇懸念が相場の重石となっている。個別ではEV(電気自動車)大手テスラやEC(電子商取引)大手アマゾンなどが上昇。一方、半導体大手インテルは設備投資を優先するために配当計画を引き下げたことから下落した。
債券・商品先物
米国債10年 3.923% (-0.030)
NY原油(WTI) USD/バレル 73.86 (-2.97%)
NY金(COMEX)USD/オンス 1,834.00 (-0.53%)
【日本】 次期日銀総裁の発言を前に手掛けにくさが優勢
為替(17時)
2月22日の東京外国為替市場では、方向感を欠く展開となった。米長期金利の先高観から米ドルを買う動きもあったが、24日の植田次期日銀総裁候補による所信聴取を前に、手掛けにくさが意識されたようだ。なお、田村日銀審議委員からは「金融緩和の継続が適当」との発言があった。
米ドル・円は、134.98円で取引を開始。積極的に手掛ける動きは見られず、安値134.56円と高値135.06円のレンジで上下する展開となった。134.92円で取引を終了した。
ユーロ・米ドルは1.0649ドルで始まると、一時は1.0664ドルまで上昇。引けにかけてはやや弱含み、1.0645ドルで引けた。
ユーロ・円は米ドル円と近しい値動きとなった。143.78円で取引を開始し、高値143.89円と安値143.39円のレンジで推移した。143.65円で取引を終えている。
債券
10年長期金利 0.498% (-0.000)