【米国】
為替(2023年3月7日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 135.98 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0677 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 145.19 (円)
ポンド円 GBP/JPY 163.46 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2026 (米ドル)
3月6日のニューヨーク外国為替市場では、東京時間に続いてユーロ買いが優勢となった。この日は、ECB(欧州中央銀行)高官が利上げの継続を示唆したほか、オーストリア中銀総裁も継続的な利上げの必要性に言及。欧州通貨の買い材料とされた。なお、発表された米製造業新規受注(前月比、前回1.8%、予想-1.6%、結果-1.6%)は市場予想通りの結果となった。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.89%、10年債が3.96%となっている。
米ドル・円(USD/JPY)は136.16円で始まると、取引時間前半はやや軟調に推移。一時は135.64円まで下落したが、後半は持ち直し、135.99円で取引を終えた。
ユーロ・米ドル(EUR/USD)は1.0639ドルで取引を開始し、その後は堅調に推移した。一時は1.0695ドルまで上昇する場面も見られ、1.0677ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.2026ドル近辺での取引となっている。
ユーロ・円(EUR/JPY)は144.87円で始まると、値を切り上げる展開となった。一時は145.38円を付ける場面も見られた。そのまま底堅く推移し、145.20円で取引を終了した。
株式
NYダウ平均 USD 33,431.44 +40.47 (+0.12%)
NASDAQ総合 USD 11,675.74 -13.27 (-0.11%)
S&P500 USD 4,048.42 +2.78 (+0.07%)
3月6日の米株式市場のダウ工業株30種平均は続伸となった。ただし、パウエルFRB(米連邦準備理事会)議長の証言を控えて様子見ムードが強く、上げ幅は小幅にとどまった。また、米長期金利の上昇が足元でやや上昇に転じたことも、株式相場にとっては重しとなった。個別ではアップルなどが上昇した一方、EV(電気自動車)大手テスラや半導体大手エヌビディアなどの下落が目立った。
債券・商品先物
米国債10年 3.9626% (+0.005)
NY原油(WTI) USD/バレル 80.49 (+1.01%)
NY金(COMEX) USD/オンス 1,852.9 (-0.09%)
【日本】 米長期金利の上昇一服で米ドルがやや軟調
為替(17時)
3月6日の東京外国為替市場では、手掛かり材料を欠くなか、ややユーロが買われる展開となった。一方、足元で米10年債利回りの上昇に一服感が見られることから、米ドルの相対的な弱さが目立った。今週はパウエルFRB(米連邦準備理事会)議長の発言や週末の米雇用統計が控えており、足元では様子見ムードが優勢となっている。
米ドル・円はやや軟調な展開となった。136.05円で始まると、一時は135.37円まで水準を切り下げた。引けにかけてはやや反発し、135.68円で取引を終了した。
ユーロ・米ドルは1.0627ドルで始まるとその後は堅調に推移した。一時は1.0657ドルまで上昇し、 この日の高値近辺となる1.0649ドルで引けた。
ユーロ・円は144.58円で取引を開始。方向感のない展開が続き、高値144.64円と安値144.12円のレンジでの変動に終始した。144.48円で取引を終えている。
債券
10年長期金利 0.499% (-0.002)