【米国】
為替(2023年4月7日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 131.73 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0918 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 143.80 (円)
ポンド円 GBP/JPY 163.81 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2438 (米ドル)
4月6日のニューヨーク外国為替市場では、やや米ドルが買い戻される展開となった。この日発表された新規失業保険申請件数(前回198千人、予想201千人、結果228千人)は市場予想を上振れ。ここ数日は低調な経済指標を受けて米ドル売りが進行していたが、足元では一旦米ドルの買戻しが優勢となったようだ。また、セントルイス連銀のブラード総裁が講演でインフレ率の高さに言及し、FRB(米連邦準備理事会)による積極的な対策への思惑から米ドル買いを誘った。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が3.82%、10年債が3.3%となっている。
米ドル円は131.60円で取引を開始すると、直後に一時131.90円まで上昇する場面があった。その後は押し戻され一時は131.54円まで下落したが、引けにかけて再び強含み、131.73円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0892ドルで始まると、その後は水準を切り下げる展開となった。一時は1.0938ドルまで上昇したが、終盤にかけては反落し、1.0919ドルまで下落して引けた。ポンドは、対米ドルで1.2438ドル近辺での取引となっている。
ユーロ円は143.30円で取引を開始。その後は水準を切り上げ、一時は144.01円まで上昇した。引けにかけてはやや軟調に推移し、143.80円で取引を終えた。
株式
NYダウ平均 USD 33,485.29 +2.56 (+0.01%)
NASDAQ総合 USD 12,087.96 +91.09 (+0.76%)
S&P500 USD 4,105.02 +14.64 (+0.36%)
4月6日の米株式市場のダウ工業株30種平均は続伸した。米長期金利が低下していることから、金利感応度の高いテクノロジー関連銘柄の上昇が相場を支えた。ただ、米雇用統計の発表を控えていることに加え、7日は米国市場がグッドフライデーで休場となることから、上げ幅は小幅にとどまった。個別ではマイクロソフトやアルファベットなどが買われた一方、エクソン・モービルやシェブロンなどの石油関連銘柄などは売られた。
債券・商品先物
米国債10年 3.3052% (-0.006)
NY原油(WTI) USD/バレル 80.70 (+0.11%)
NY金(COMEX) USD/オンス 2,026.40 (-0.45%)
【日本】 低調な経済指標を受けた米ドル売りは短期的に一巡
為替(17時)
4月6日の東京外国為替市場では、米ドル売りの短期的な一巡感が意識される展開となった。前日に米ISM非製造業景気指数やADP雇用統計が軒並み市場予想を下回り、これらを受けて米ドル売りが優勢となっていた。一方、ユーロは復活祭による休場を控えつつも相対的に買われる展開となった。
米ドル円は131.11円で取引を開始。その後は概ね堅調な展開となった、一時は131.50円まで上昇した。引けにかけても底堅く推移し、131.41円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0910ドルで始まると、売り買いが交錯する展開となった。取引時間前半には1.0885ドルまで下落したものの、その後は反発し1.0917ドルまで上昇。引けにかけてはやや押し戻され、1.0900ドル取引を終えた。
ユーロ円は徐々に水準を切り上げる展開となった。143.00円で取引を開始すると、一時は143.45円まで上昇。その後やや押し戻されたものの、143.19円で取引を終えた。
債券
10年長期金利 0.466% (+0.001)