【米国】
為替（2023年4月14日 6時00分）
米ドル円 USD/JPY 132.57 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1046 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 146.45 (円)
ポンド円 GBP/JPY 166.03 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2523 (米ドル)
4月13日のニューヨーク外国為替市場では、米ドルが短期的に反発した。この日発表された米生産者物価指数（PPI）（前年比）（前回4.6%、予想3.1%、結果2.7%）は市場予想を下回り、12日発表の米米消費者物価指数（CPI）に続いてインフレの鈍化を示唆。これを受けて、FRB（米連邦準備理事会）による利上げ継続への見方が後退し、米ドルにとっては重しとなった。ニューヨーク時間では米ドル円は大幅に下落した反動から。短期的に買い戻される展開となった。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債（長期金利）の利回りを上回る現象（逆イールド）が継続しており、2年債が3.97%、10年債が3.44%となっている。
米ドル円は132.51円で取引を開始。米PPIを受けて一時は132.02円まで下落したものの、その後は持ち直す展開となった。取引時間後半には一時は132.80円まで上昇し、引けにかけてはやや押し戻されて132.58円で取引を終えた。
ユーロドルは1.1049ドルで始まり、直後に一時1.1068ドルまで上昇した。ただ、その後は軟調な展開が続き、1.1046ドルまで下落して引けた。ポンドは、対米ドルで1.2523ドル近辺での取引となっている。
ユーロ円は146.40円で取引を開始。相対的に円が買われたことで、一時は146.08円まで下落した。その後は急速に持ち直し、一時は146.70円まで上昇。終盤にかけてはやや押し戻され146.46円で取引を終えた。
株式
NYダウ平均 USD 34,029.69 +383.19 (+1.14%)
NASDAQ総合 USD 12,166.27 +236.93 (+1.99%)
S&P500 USD 4,146.22 +54.27 (+1.33%)
4月13日の米株式市場のダウ工業株30種平均は反発となった。インフレ鈍化を示す米経済統計を受けて、金利感応度の高いハイテク関連株が上昇したことが相場の支えとなった。個別では、IT機器大手アップルや電子商取引大手アマゾンなどの上昇が目立った一方、半導体大手のエヌビディアやアドバンスド・マイクロ・デバイセズなどは下落した。
債券・商品先物
米国債10年 3.444% (+0.045)
NY原油（WTI） USD/バレル 82.16 (-1.32%)
NY金（COMEX） USD/オンス 2,055.30 (+1.50%)
【日本】 ユーロ米ドルは節目の1.1000ドル突破で上昇が加速
為替（17時）
4月13日の東京外国為替市場では、ユーロの買いが優勢となった。ユーロ米ドルは節目の1.1000ドルを突破すると、上昇ペースが加速した。昨晩の米CPIを受けて、米国ではインフレ率の鈍化を背景にFRBによる利下げ期待が高まっている一方、ECB（欧州中央銀行）は引き続き利上げを行うとの見方が根強い。東京時間では、欧米の金利差を意識したユーロ買い・米ドル売りが優勢となったようだ。
米ドル円は133.06円で取引を開始。一時は133.37円まで上昇する場面があったものの、勢いは続かずその後は反落した。引けにかけてはやや持ち直し、133.17円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0995ドルで始まると夕方にかけて強含み、一時は1.1025ドルまで急速に上昇した。そのまま1.1015ドルで引けている。
ユーロ円は146.31円で取引を開始。ユーロ米ドルの動きと同様に夕方にかけて強含み、一時は146.72円まで水準を切り上げた。引けにかけても勢いを保ったまま推移し、146.68円で取引を終えた。
債券
10年長期金利 0.460% (-0.000)