【米国】
為替(2023年5月19日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 138.65 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0770 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 149.32 (円)
ポンド円 GBP/JPY 172.00 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2402 (米ドル)
5月18日のニューヨーク外国為替市場では、米ドル円が上昇する展開となった。昨日以降は米債務上限問題に対する懸念が和らぎ、低リスク通貨とされる円が売られやすい状況が継続している。また、この日発表された週間の米新規失業保険申請件数(前回264千件、予想253千件、結果242千件)が市場予想を下回ったことで、FRB(米連邦準備理事会)による利上げが続くとの見方から、円売り・ドル買いが出た。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.26%、10年債が3.64%となっている。
米ドル円は138.30円で取引を開始すると、その後も底堅く推移した。一時は138.14円まで下落したものの、その後は徐々に水準を切り上げる展開となり、一時は138.75円まで上昇。138.66円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0790ドルで始まり、取引時間前半は軟調な展開となった。一時は1.0763ドルまで下落したものの、その後はやや反発。1.0771ドルまで戻して引けた。ポンドは、対米ドルで1.2402ドル近辺での取引となっている。
ユーロ円は149.23円で取引を開始。その後は段階的に水準を切り上げる展開となった。149.03円まで下落する場面があったものの、取引時間終盤にかけては一時149.45円まで上昇した。149.32円で取引を終えた。
株式
NYダウ平均 USD 33,535.91 +115.14 (+0.34%)
NASDAQ総合 USD 12,688.84 +188.27 (+1.51%)
S&P500 USD 4,198.05 +39.27 (+0.94%)
米株式市場のダウ工業株30種平均は続伸となった。米債務上限問題に対する先行き不透明が後退し、市場ではリスクを取りやすい状況となっている。個別では広島で行われている主要7か国(G7)首脳会議に併せて、日本での大規模な先端半導体投資を決定したマイクロン・テクノロジーなどが上昇した一方、通信大手Tモバイルなどの下落が目立った。
債券・商品先物
米国債10年 3.6486% (+0.082)
NY原油(WTI) USD/バレル 72.06 (-0.97%)
NY金(COMEX) USD/オンス 1,961.1 (-1.21%)
【日本】 堅調な国内株式相場を受けてリスクテイクの円売りが優勢
為替(17時)
5月18日の東京外国為替市場では、米ドル優位の状況が続いた。米ドル円は137円台後半でやや上値の重さが意識される場面もあったが、夕方にかけては上値を突破して一段高となった。国内株式相場が連日上昇していることを受けて、リスクテイクに伴う円売りが出やすくなっている。
米ドル円は137.58円で取引を開始。朝方には一時は137.29円まで下落する場面も見られた。午後になると水準を切り上げる展開となり、一時は137.94円まで上昇。137.77円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0838ドルで始まると、ほぼ一貫して水準を切り下げる展開となった。一時は1.0809ドルまで下落し、1.0817ドルで引けた。
ユーロ円は149.12円で取引を開始。その後は売り買いが交錯する展開となった。高値149.23円と安値148.78円の範囲での推移が継続し、149.02円で取引を終えた。
債券
10年長期金利 0.380% (+0.016)