【米国】
為替(2023年9月25日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 148.38 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0645 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 157.97 (円)
ポンド円 GBP/JPY 181.54 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2236 (米ドル)
9月22日のニューヨーク外国為替市場では、東京の取引時間に続いて円売りが進行する展開となった。日銀は金融政策決定会合で大規模な金融緩和の維持を決定した。植田日銀総裁は記者会見で早期の緩和修正観測を牽制したと受け止められ、米国や欧州との金融政策の違いが改めて意識された。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が5.09%、10年債が4.43%となっている。
米ドル円は148.26円で取引を開始。一時は147.96円まで下落する場面があったものの、その後は再び上値を試す動きとなり、一時は148.41円まで上昇した。引けにかけても底堅く推移し、148.38円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0637ドルで始まると、売り買いが交錯する展開となった。高値1.0672ドルと安値1.0637ドルの範囲で推移し、1.0645ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.2236ドル近辺での取引となっている。
ユーロ円は157.69円で取引を開始。朝方から底堅い値動きとなり、徐々に水準を切り上げる展開となった。一時は158.1円まで上昇し、そのまま157.97円で取引を終えた。
株式
NYダウ平均 USD 33,963.84 -106.58 (-0.31%)
NASDAQ総合 USD 13,211.81 -12.18 (-0.09%)
S&P500 USD 4,320.06 -9.93 (-0.23%)
米株式市場のダウ工業株30種平均は続落となった。FRB(米連邦準備理事会)による金融引き締めの長期化が米国経済を停滞させるとの懸念が、株式相場においては重しとなった。個別では電気自動車大手テスラや半導体大手インテルなどが下落した一方、半導体大手エヌビディアやソーシャルメディア大手メタプラットフォームズなどが上昇した。
債券・商品先物
米国債10年 4.4377% (-0.054)
NY原油(WTI) USD/バレル 90.03 (+0.35%)
NY金(COMEX) USD/オンス 1,945.6 (+0.28%)
【日本】 日銀の金融緩和政策の維持決定を受けて円売りが進行
為替(17時)
9月22日の東京外国為替市場では、円が売られる展開となった。日銀が金融緩和政策の維持を決定した。また、会見での植田日銀総裁の発言内容も今後の政策維持を意識させるものであり、米国や欧州との金融政策の違いを意識した円売りが優勢となった。
米ドル円は147.57円で取引を開始。朝方から堅調な展開となり、一時は148.42円まで上昇した。引けにかけては小幅ながら反落し、148.27円で取引を終えた。
ユーロドルは1.066ドルで始まると、徐々に水準を切り下げる展開となった。取引時間の後半には、一時は1.0615ドルまで大幅に下落する場面があった。ただし、その後は水準を回復し、1.0646ドルで引けた。
ユーロ円は157.31円で取引を開始。朝方に一時は157.12円まで下落したものの、その後は大幅に水準を切り上げる展開となり、一時は158.28円まで上昇した。その後一旦は反落したものの、引けにかけては底堅く推移し、157.85円で取引を終えた。
債券
10年長期金利 0.7444% (-0.004)
【注目の市場イベント】
9月26日 S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(前年比)
9月29日 ユーロ圏消費者物価指数(HICP)(前年比)(速報値)
9月29日 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報)