【米国】米感謝祭で米株式・債券市場が休場となったことで、流動債の乏しい相場となった
為替(2024年11月29日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 151.46 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0553 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 159.86 (円)
ポンド円 GBP/JPY 192.16 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2686 (米ドル)
11月28日のニューヨーク外国為替市場は、米感謝祭で米株式・債券市場が休場となっていることで、流動性が乏しい状態が続いた。ビルロワドガロー仏中銀総裁が「12月に利下げをする理由は十分にあり、規模についてはオープンな姿勢を維持すべき」と発言したことで、ユーロ売りがやや優勢となった。もっとも積極的に売りが継続する展開とはならなかった。
米ドル円は、ニューヨーク市場が感謝祭で休場となる中で取引量は低く閑散とした相場となった。200日移動平均線が位置する152円付近では上値が抑えられた。その後も取引量は少なく151.50円付近でもみ合いとなった。
ユーロドルは、米株式・債券市場が感謝祭で休場となっていることから流動性が乏しい相場となった。ビルロワドガロー仏中銀総裁の発言が相場の重しとなり、一時1.0529ドルまで下押したものの、日本時間夕方に付けた日通し安値1.0528ドルが目先のサポートとして意識されると下げ渋り1.0552ドル前後でのもみ合いに終始した。
株式
NYダウ平均 USD 44,722.35 ±0(±0%)
NASDAQ総合 USD 19,061.78 ±0(±0%)
S&P500 USD 5,998.71 ±0(±0%)
株式市場は、米感謝祭のため休場。
債券・商品先物
米国債10年 4.250% (±0)
NY原油(WTI) USD/バレル 68.85 (+0.37%)
NY金(COMEX) USD/オンス 2,661.5 (-0.02%)
【日本】トランプ次期大統領のメキシコへの関税賦課が中止になるとの思惑から、メキシコペソは急騰した
為替(17時)
11月28日の東京外国為替市場は、トランプ次期大統領がメキシコ大統領と会談し「メキシコ大統領はメキシコを経由しての米国への移民を止めることに同意し、事実上南国境を閉鎖した」と発表した。それに伴い、米国のメキシコに対する関税賦課が中止になるのではとの憶測が高まり、メキシコペソが急騰した。またアルマン仏財務相は「予算が可決されなければ予算が可決されなければフランスが制御不能に陥るリスクもある」と発言したことで、仏政局不安の高まりから、ユーロ売りが進んだ。
米ドル円は、メキシコペソ円が上昇するにつれてドル円でも買いが強まった。330円超下落していた日経平均株価が反発上昇して、250円近くプラスとなったことも相場を下支えとなり、151.74円まで上昇した。もっとも、その後は151円台半ばを中心とした揉み合いが続いた。
ユーロドルは、前日の大幅な上昇に対する反動から売りが先行し1.0547ドルまで下押した。その後は1.055ドル台での小幅なレンジでもみ合いが続いた。欧州勢参入後は売りが強まり、一時1.0532ドルと日通し安値を付けた。アルマン仏財務相が「予算が可決されなければフランスが制御不能に陥るリスクもある」と発言すると、仏政局不安からユーロ売りが優勢となった。
ユーロ円は、午前中はメキシコペソ円の上昇が波及し160.12円まで上昇したが、ユーロドルが下落したことで上値は抑えられた。15時台には一時159.58円まで下押したがドル円の上昇につれ高となり159.99円まで持ち直した。
債券
日本国債10年 1.054% (-0.016)
【市場主要イベント】
29日 ユーロ 消費者物価指数
加 7-9月期四半期GDP