米国市場休場で新規材料にも欠ける中で、相場の値動きは限定的だった

【米国】米国市場が休場で市場参加者が少なく、相場は小幅な値動きとなった

為替(2024年6月20日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY   158.07  (円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.0742  (米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   169.73   (円)
ポンド円          GBP/JPY   201.01  (円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.2715  (米ドル)

6月19日のニューヨーク外国為替市場は、米国が奴隷解放記念日(ジューンティーンス)で祝日となり休場だったため、為替相場の商いは低調だった。そんな中で日米の金利差が意識され円売りが優勢となりクロス円は上昇した。

米ドル円は、日本時間の夕刻に一時157.61円の日通し安値を付けたものの、前日の目安157.52円が目先のサポートとして意識されると徐々に買戻しが優勢となった。米国市場が休場とい事もあり、市場参加者は少なかったが、引け前には158.12円と日通し高値を更新した。

ユーロドルは、小幅ながらも3日続伸した。米国市場が休場で市場参加者が少ない中で、大きな方向感は出なかった。また新規材料にも乏しく商いも低調だった。本日の値幅は0.0028ドル程度で小幅な値動きとなった。

株式
NYダウ平均       USD   38,829.07     ±0(0%)
NASDAQ総合    USD   17,866.11     ±0(0%)
S&P500             USD     5,486.04     ±0(0%)

株式市場では、奴隷解放記念日の祝日で休場。

債券・商品先物
米国債10年                                4.223%    (±0)
NY原油(WTI)     USD/バレル   81.00       (-0.17%)
NY金(COMEX)  USD/オンス   2,342.7    (-0.06%)

【日本】新規材料にかける中で、小幅な範囲での推移が続いた

為替(17時)
6月19日の東京外国為替市場は、新規材料が乏しく小幅なレンジでのもみ合いが続いた。欧州勢が参入してくると全般でユーロ売りが優勢となったが、欧州株式相場が売り先行でスタートすると、その動きを眺めながらややユーロの買戻しも入った。いずれの通貨も方向感がなく小幅な値動きに終始した。

米ドル円は、東京仲値決めまでは売りが優勢だったが、徐々に買い戻された。欧州勢が参入してくると再び円買いが優勢となり、157.60円まで下値を広げた。ただ、積極的に売りを促すような材料が伝わったわけではなく、前日安値の157.52円手前では売りも一服し、157.77円まで下げ渋った。

ユーロドルは、ニューヨーク終値を挟んだ狭いレンジでの上下が続いた。欧州勢が参入してくると、ややユーロ売りが優勢となり一時1.0724ドルまで下押したが、その後はユーロ円と同様に下げ止まった。依然として、1.07ドル台前半での狭いレンジ内推移が続いている。

ユーロ円は、ドル円の円高推移に連動して仲値にかけて円買いが優勢となった。その後は小幅な範囲でのレンジが続いた。欧州勢参入後には、売りが先行し一時169.12円まで下押し本日安値を更新した。もっともその後は欧州株式相場の動向を眺めながら169円台前半で上下する神経質な動きとなった。

債券
10年長期金利  0.930%    (-0.013)

【市場主要イベント】
20日 新 第1四半期GDP
        英 BOE政策金利
21日 日 全国消費者物価指数
        英 小売売上高
        独 PMI
        ユーロ PMI
        英 PMI
        加 小売売上高
        米 PMI
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