【米国】ナイト・セッションの日経平均株価上昇を受けて、円売りが加速した
為替(2024年9月3日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 146.83 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1071 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 162.61 (円)
ポンド円 GBP/JPY 193.02 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3142 (米ドル)
9月2日のニューヨーク外国為替市場は、米国がレーバーデーのため休場だった。ナイト・セッションの日経平均株価が上昇したことをきっかけに全般で円売りが先行した。ただ、ニューヨーク市場が休場であることもあり徐々に流動性が低くなり、揉み合う展開となった。
米ドル円は、ナイト・セッションの日経平均株価先物の上昇などを手掛かりに円売り・ドル買いが優勢となった。147円の節目を超えるとストップロスを巻き込みながら147.17円まで上値を伸ばした。ただ、米国がレーバーデーで休場のため、積極的に上値を試すような動きにはならず146.80円まで押し戻され、その後は146円台後半でのもみ合いに終始した。
ユーロドルは、欧州時間に仏独ユーロ圏の製造業PMI改定値が予想を上回った事で、一時1.1077ドルまで上昇した。ただ、その後は上値が重たくなり1.1058ドルまで押し戻された。ニューヨーク市場が休場ということもあり、徐々に値動きが細り狭いレンジでのもみ合いに終始した。
株式
NYダウ平均 USD 41,573.98 ±0(±0%)
NASDAQ総合 USD 17,713.62 ±0(±0%)
S&P500 USD 5,649.57 ±0(±0%)
株式市場では、レーバーデーのため休場。
債券・商品先物
米国債10年 3.909% (+0.002)
NY原油(WTI) USD/バレル 74.56 (+0.39%)
NY金(COMEX) USD/オンス 2,531.7 (-0.16%)
【日本】欧州PMI改定値が速報値から上方修正されたことで、全般でドル買いが優勢となった
為替(17時)
9月2日の東京外国為替市場は、日経平均株価が400円近く高く寄り付いたが、その後は売りに押されマイナス圏まで値を下げた。それに伴い前半円買いが先行したが、後場には日経平均株価がプラス圏を回復したことで、一転して円売りが優勢な展開となった。仏独ユーロ圏のPMI改定値は速報値から上方修正されたことで、ユーロ買いが優勢となった。
米ドル円は、先週末の海外市場の流れを引き継ぎ週明け早朝の取引では買いが先行し146.59円まで上値を伸ばした。日経平均株価は400円近く高く寄り付いたものの上昇幅を縮小していることもあり徐々に値を下げ、13時台には145.77円の安値を付けた。ただ先週から引き続き下値は堅く、全般で円売りが優勢となっていることもあり、引けまでには146.47円まで買い戻された。
ユーロドルは、東京オープン後に1.1055ドルまで上昇するも上値は重たく、1.1045ドルまで押し戻され再び1.1055ドルまで買い戻されるなど、小幅なレンジで方向感なくもみ合い、新規材料を待つ展開となった。その後はユーロ円の強含みにつられ上値を伸ばし1.1070の日通し高値を付けた。
ユーロ円は、ドル円と同様に早朝に161.92円まで上値を伸ばすも東京オープン後の株価の動向を眺めながら、次第に上値が重たくなり13時台には161.02円まで下押した。しかし日経平均株価がプラス圏を回復したことなどを確認すると一転して円売りが優勢となった。また仏独ユーロ圏のPMI改定値が速報値から上方修正されたことにも後押しされ、17時までに162.10円まで上値を伸ばした。
債券
日本国債10年 0.912% (+0.027)
【市場主要イベント】
3日 米 ISM製造業景況指数
4日 豪 4-6月期四半期GDP
加 政策金利発表
5日 米 ADP雇用統計
6日 ユーロ 4-6月期四半期GDP
米 非農業部門雇用者数変化