【米国】中東情勢の警戒感が緩和したことで、全般で「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となった
為替(2026年5月6日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 157.89(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1693(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 184.64(円)
ポンド円 GBP/JPY 213.76(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3537(米ドル)
5月5日のニューヨーク外国為替市場は、ヘグセス国防長官の発言もあり中東情勢を巡る警戒感はやや緩和し「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となった。また米10年債利回りが4.40%台まで低下したこともドル売りを促した。また為替市場では政府・日銀による為替介入への警戒感も根強かった。
米ドル円は、特段の円売り材料は伝わっていないものの日米株価指数の上昇から、投資家のリスク思考が改善すると全般で円売りが優勢となった。午前3時台には157.92円と日通し高値を更新した。ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感も根強く積極的に円売りを推し進める展開とはならなかった。
ユーロドルは、ヘグセス国防長官が記者会見で「米国とイランの停戦へ続いている」「米国はホルムズ海峡の航路確保に成功した」などと発言した。これに伴いWTI原油先物価格が下落すると「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となり24時台には1.1713ドルまで上値を伸ばした。ただ、買い一巡後には上値は重たくなり1.1692ドルまで売り戻された。
株式
NYダウ平均 USD 49,298.24 +356.35(+0.72%)
NASDAQ総合 USD 25,326.86 +256.19(+1.02%)
S&P 500 USD 7,259.21 +58.45(+0.81%)
株式市場は、ヘグセス国防長官が「イランとの停戦は維持されている」「米国は戦闘の再開を望んでいない」との考えを示すとWTI原油先物価格が下落し投資家心理が改善した。ナスダックやS%P500では史上最高値を更新した。
債券・商品先物
米国債10年 4.426% (-0.012%)
NY原油(WTI) USD/バレル 99.64 (-2.40%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,567.8 (+0.78%)
【日本】市場参加者が少ない中で、大きな方向感は出にくく小幅な値動きで終始した
為替(17時)
5月5日の東京外国為替市場は、東京・上海勢が不在となる中で方向感は出にくく、全般で小幅な値動きに終始した。中東情勢の緊張感は引き続き根強くややドル買いが先行したものの、積極的にドルを買い進める展開とならなかった。
米ドル円は、東京・上海市場が休場となり引き続き材料不足となる中で方向感は出ず、157.20円台で小幅に揉みあった。14時前には157.30円まで上値を伸ばし前日高値に面合わせしたが、レジスタンスとして意識されると売り戻され157.07円まで下押した。
ユーロドルは、原油価格が底堅く推移し100ドル台を維持していることから、ドル買いが優勢となり14時過ぎには1.1676ドルまで下押した。その後は対円でわずかにドル売りが進んだことから、買い戻され1.1696ドルまで上昇した。
ユーロ円は、東京勢・上海勢が休場となり手掛かり材料に欠ける中でわずかに売りが優勢となり、14時過ぎには183.67円までわずかに下押した。ただ、積極的に売り進めていく展開とはならず、183.81円まで買い戻された。その後も方向感なく揉みあった。
債券
日本国債10年 2.502% (±0)
【市場主要イベント】
5日 豪 豪準備銀行政策金利発表
米 ISM非製造業景況指数
6日 米 ADP雇用統計
7日 日 金融政策決定会合議事要旨
8日 米 非農業部門雇用者数変化