【米国】中東情勢の緊張緩和を受けて、原油価格の下落とともにドル売りが先行した
為替(2026年6月5日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 160.02(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1611(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 185.80(円)
ポンド円 GBP/JPY 214.81(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3423(米ドル)
6月4日のニューヨーク外国為替市場は、「イスラエルとレバノンの両政府が停戦履行で合意した」と発表したことで、中東情勢への警戒感が薄れると原油価格の下落に伴い、ドル売りが先行した。ただ、原油価格の下落が一服し米10年債利回りの下げ幅低下も支えとなり、ドルの買戻しが優勢となった。なお、中東情勢への先行き不透明感は根強い。
米ドル円は、イスラエルとレバノンの両政府が停戦履行で合意したことを発表した。これに伴いドル売りが先行し159.75円まで下押した。もっとも一時4.44%台まで低下した米10年債利回りが低下幅を縮めたことを受けてドルの買戻しが優勢となった。引けにかけてもじり高に推移し160.04円まで上値を伸ばした。
ユーロドルは、イスラエルとレバノンに停戦合意報道が伝わると、全般でドル売りが優勢となり、21時前には1.1645ドルまで上値を伸ばした。ただ、買い一巡後には徐々には米10年債利回りが低下幅を縮めたことで上値を切り下げ、引け前には1.1608ドルまで売り戻された。
株式
NYダウ平均 USD 51,561.92 +874.85(+1.72%)
NASDAQ総合 USD 26,831.14 -21.79(-0.08%)
S&P 500 USD 7,584.32 -30.65(+0.40%)
株式市場は、イスラエルとレバノン領政府からの停戦合意発表を受けて中東情勢への警戒感が薄れると、WTI原油先物価格が下落し投資家心理は改善し買いが広がった。また、ゴールドマン・サックスが5%近く上昇し、1銘柄でNYダウ平均を330ドル近く押し上げた。
債券・商品先物
米国債10年 4.477% (-0.020%)
NY原油(WTI) USD/バレル 90.74 (-3.36%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,502.4 (+0.88%)
【日本】中東情勢の緊張緩和から、「有事のドル買い」を巻き戻す展開が優勢となった
為替(17時)
6月4日の東京外国為替市場は、米国防相が「イスラエルとレバノンが停戦協定の完全な履行・実施に合意」と報道したことで、ドル売りが先行した。午後には「日銀が6月会合で利上げを検討、年内追加利上げの可能性も」との報道から、円買いが進行したが一時的となった。
米ドル円は、米国防相が「イスラエルとレバノンが停戦協定の完全な履行・実施に合意」と声明を発表すると早朝には159.83円までドル売りで反応した。その後は徐々に買い戻され159.99円まで上昇したが、日銀の利上げの可能性について報道が伝わると159.59円まで急落した。もっとも売りは一時的ですぐに買い戻され、159.8円台後半で小幅にもみ合った。
ユーロドルは、イスラエルとレバノンの停戦協定合意の報道が伝わるとややドル売りが優勢となった。じり高に推移し15時台には1.1615ドルまで上値を伸ばしたもののスイスフランが対ドルで弱含んだ動きにつれてユーロドルも下落し、16時台には1.1598ドルまで売り戻された。
ユーロ円は、ドル円の下落とユーロドルの上昇に挟まれる形で、大きな方向感なく小幅にもみ合った。13時台には日銀がらみの報道で185.35円まで下押す場面もあったが、一時的ですぐに買い戻された。その後も方向感なく揉みあった。
債券
日本国債10年 2.668% (+0.036)
【市場主要イベント】
5日 ユーロ 1-3月期四半期域内総生産
米 5月非農業部門雇用者数変化
加 5月新規雇用者数