2022/06/21 7:01 JST投稿
【米国】
為替(6月21日6時02分)
米ドル円(USDJPY) 135.04-135.15 (円)
ユーロ円(EURJPY) 141.84-142.00 (円)
ユーロ米ドル(EURUSD) 1.0507-1.0511 (米ドル)
ポンド円(GBPJPY) 165.39-165.56 (円)
ポンド米ドル(GBPUSD) 1.2246-1.2254 (米ドル)
6月20日のニューヨーク外国為替市場は、奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の振替休日による3連休のため株式市場等が休場となっており、大きな動きはなかった。
米ドル・円(USDJPY)では、3連休を受け、参加者が少なく、ほぼ横ばいでの推移となった。大きな動きは出ず、135.07円で終えた。
ユーロ・米ドル(EURUSD)は、センテノ・ポルトガル中銀総裁、カザークス・ラトビア中銀総裁やストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁の「ユーロ圏のインフレは供給サイドが要因」などの発言を受け、投資家心理が上向き欧州時間に、この日の高値1.0546ドルを付けた。その後は、欧州での景気回復懸念などから値を下げ、終値は1.0511ドルとなった。
ユーロ・円(EURJPY)は、ユーロ・米ドルの上昇を受け、この日の高値142.35円を付けた。しかし、リスク回避の姿勢が強まり徐々に値を下げ終値は141.93円だった。
*奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の振替休日で株式等は休場
【日本】米ドル 24年ぶりの高値水準をつけるも伸び悩む
為替(17時)
6月20日の東京外国為替市場では、朝方に日米金利差が意識され24年ぶりの高値水準まで値を上げた。
また、日銀の黒田東彦総裁は岸田文雄首相と会談した。会談後、記者団に急速な円安進行について、今後も市場動向を十分に注視し「政府と連携して適切に対応する」と述べた。7月10日に実施される参院選を控えたパフォーマンスの一環とみるのが妥当だろう。
米ドル・円は、朝方に135.40円まで値を上げた。しかし、6月15日の高値(1998年10月以来、23年9ヵ月ぶり、135.59円)は超えなかった。その後は、利益確定売りに押され134円後半に値を下げた。ニューヨーク市場の休場なども意識される中、岸田首相が黒田総裁との会談で「急激な円安は憂慮すべきとの話があった」と述べると、この日の安値134.54円まで売られた。その後は、小幅に値を戻し17時時点では134.65円となった。
ユーロ・米ドルでは、大きな動きのない中、堅調に値を上げた。欧州勢が参加するとさらに値を上げ、この日の高値1.0543ドルを付けた。その後小幅に売られ、17時時点では1.0517ドルだった。
ユーロ・円は、振れ幅が出やすい取引だった。朝方に欧州と日本の金利差が意識され値を上げたが、利益確定売りに押された。しかし、再びユーロ買いが強まり欧州勢が参加すると、この日の高値142.22円を付けた。その後は、岸田首相の発言を受け、値を下げ17時時点では141.62円で取引されている。
債券
国債先物・22年9月限 147.99 (+0.56)
10年長期金利 0.230%(+0.010)