【米国】
為替(2023年7月24日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 141.79 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1125 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 157.74 (円)
ポンド円 GBP/JPY 182.30 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2858 (米ドル)
7月21日のニューヨーク外国為替市場では、円が売られる展開となった。日銀が27~28日の金融政策決定会合で金融緩和政策を据え置くとの観測報道が相次ぎ、円安・米ドル高の流れが継続した。市場では長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)が修正されるとの見方が一部では広がっていた。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.85%、10年債が3.83%となっている。
米ドル円は141.78円で取引を開始。一時は141.22円まで下落したものの、その後はすぐに反発。引けにかけては底堅く推移し、141.8円で取引を終えた。
ユーロドルは1.1118ドルで始まると、一時は1.1138ドルまで上昇。しかし、その後は上値の重い展開となり、一時は1.1108ドルまで下落。そのまま1.1125ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.2858ドル近辺での取引となっている。
ユーロ円は157.63円で取引を開始。一時は157.17円まで下落する場面があった。しかし、引けにかけてはやや反発し、157.74円で取引を終えた。
株式
NYダウ平均 USD 35,227.69 +2.51 (+0.01%)
NASDAQ総合 USD 14,032.81 -30.5 (-0.22%)
S&P500 USD 4,536.34 +1.47 (0.03%)
米株式市場のダウ工業株30種平均は小動きとなった。目ぼしい取引材料を欠くなか、米景気の先行きへの楽観が相場を支えた。個別では半導体大手エヌビディアやソーシャルメディア大手メタプラットフォームズなどの下落が目立った一方、半導体大手クアルコムやソフトウェア大手オラクルなどが上昇した。
債券・商品先物
米国債10年 3.8388% (-0.013)
NY原油(WTI) USD/バレル 77.07 (+1.87%)
NY金(COMEX) USD/オンス 1,966.6 (-0.21%)
【日本】 日銀の緩和維持報道を受けて円売りが急速に進行
為替(17時)
7月21日の東京外国為替市場では、円が売られる展開となった。一時は米長期金利の低下を受けて、米ドル売りが先行した。ただ、その後は国内株式相場が下げ幅を縮小したことから、リスクテイクに伴う円売りが優勢となった。また、夕方にかけては日銀の金融緩和政策維持に関する報道を受けて、急速に円売りが優勢となった。
米ドル円は140.06円で取引を開始。朝方から軟調な展開となり、一時は139.75円まで下落した。しかし、夕方になると円が急速に売られる展開となり、141.37円まで上昇して取引を終えた。
ユーロドルは1.1135ドルで始まると、その後は売り買いが交錯する展開となった。一時は1.1145ドルまで上昇したものの、引けにかけても軟調に推移し、1.1128ドルまで下落して引けた。
ユーロ円は米ドル円と近しい値動きとなった。155.96円で取引を開始すると、朝方から軟調に推移。一時は155.59円まで下落した。しかし、夕方にかけては円安が進行し、157.32円で取引を終えた。
債券
10年長期金利 0.4609% (+0.006)
【注目の市場イベント】
7月24日: ユーロ圏製造業PMI(購買担当者景気指数)(速報値)
7月25日: S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(前年比)
7月27日: 米耐久財受注(前月比)(速報)
7月27日: 米PCEコアデフレータ(前期比年率)(速報)