【米国】
為替(2023年7月6日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 144.66 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0853 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 157.01 (円)
ポンド円 GBP/JPY 183.66 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2700 (米ドル)
7月5日のニューヨーク外国為替市場では、米ドルがやや買われる展開となった。米国株式相場が軟調に推移したことが重しとなり、一時は米ドル円もやや軟調に推移した。しかし、米長期金利が上昇したことを受けて反転し、米ドル円は徐々に水準を回復した。FRB(米連邦準備理事会)が公表したFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事要旨では、ほぼ全ての当局者が年内の追加利上げを予想したことが明らかとなり、7月の追加利上げの観測が強まった。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.95%、10年債が3.93%となっている。
米ドル円は144.50円で取引を開始。朝方から底堅く推移し、徐々に水準を切り上げる展開となった。引けにかけては一時144.70円まで上昇し、そのまま144.67円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0879ドルで始まると、一時は1.0902ドルまで上昇。しかし、その後はほぼ一貫して軟調に推移し、1.0854ドルまで下落して引けた。ポンドは、対米ドルで1.2700ドル近辺での取引となっている。
ユーロ円は157.21円で取引を開始。方向感を欠く展開となり、高値157.47円と安値156.88円の範囲で推移。157.02円で取引を終えた。
株式
NYダウ平均 USD 34,288.64 -129.83 (-0.38%)
NASDAQ総合 USD 13,791.65 -25.12 (-0.18%)
S&P500 USD 4,446.82 -8.77 (-0.20%)
米株式市場のダウ工業株30種平均は続落となった。5日発表された中国の非製造業購買担当者景気指数(PMI)や欧州では6月のユーロ圏総合PMI(改定値)がいずれも低水準となり、景況感が悪化するとの懸念が強まった。個別ではソーシャルメディア大手メタ・プラットフォームズや検索大手アルファベットなどが上昇した一方、半導体大手インテルや産業ガスのリンデなどの下落が目立った。
債券・商品先物
米国債10年 3.9355% (+.079)
NY原油(WTI) USD/バレル 71.83 (+1.15%)
NY金(COMEX) USD/オンス 1,922.7 (-0.56%)
【日本】 主要通貨ペアは売り買いが交錯する展開に
為替(17時)
7月5日の東京外国為替市場では、主要通貨ペアは売り買いが交錯する展開となった。朝方は日経平均株価の下落により円買いが先行したが、下げ幅を縮小したことにより円買いも弱まった。午後には米金利上昇により米ドル買いが強まり、米ドル円は値を切り上げた。しかし、夕方にかけて米金利が急速に低下し、米ドルは再び弱含んだ。
米ドル円は144.46円で取引を開始。午前から段階的に水準を切り上げる展開となり、午後には一時144.73円まで上昇した。しかし、夕方になると急速に値を切り下げ、一時は144.39円まで下落。そのまま144.45円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0880ドルで始まると、取引時間の前半は軟調に推移。一時は1.0868ドルまで下落した。しかし、夕方になると短期的に上昇する場面もあり、一時は1.0908ドルをつけた。1.0887ドルで引けた。
ユーロ円は157.16円で取引を開始。午前中はやや軟調に推移し、一時は157.11円まで下落した。しかし、夕方に乱高下する展開となり、瞬間的に157.72円まで上昇する場面があった。引けにかけてはやや下落し、157.26円で取引を終えた。
債券
10年長期金利 0.382% (+0.012)