【米国】
為替(2024年1月8日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 144.74 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0939 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 158.34 (円)
ポンド円 GBP/JPY 183.91 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2717 (米ドル)
1月5日のニューヨーク外国為替市場では、雇用統計の結果を受けて米ドル円は乱高下する展開となった。この日発表された非農業部門雇用者数(NFP)(前月比、前回199千件、予想168千件、結果216千件)は市場予想を上回ったことに加え、失業率(前回3.7%、予想3.8%、結果3.7%)は市場予想を下回った。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.39%、10年債が4.04%となっている。
米ドル円は145.27円で取引を開始。雇用統計の結果を受けて米ドル円は買われ、一時145.98円まで上昇する場面があった。しかし、その後は一転して水準を切り下げる動きとなり、一時は143.81円まで下落。引けにかけては反発し、144.75円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0914ドルで始まると、一時は1.0877ドルまで下落した。しかし、その後は急速に水準を切り上げ、一時は1.0998ドルまで上昇。引けにかけては反落し、1.0939ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.2717ドル近辺での取引となっている。
ユーロ円は158.56円で取引を開始。この日は売り買いが交錯する展開となり、高値159.00円と安値158.05円のレンジで推移した。引けにかけても膠着した動きが続き、158.35円で取引を終えた。
株式
NYダウ平均 USD 37,466.11 +25.77 (+0.07%)
NASDAQ総合 USD 14,524.07 +13.77 (+0.09%)
S&P500 USD 4,697.24 +8.55 (+0.18%)
米株式市場のダウ工業株30種平均は小動きとなった。朝発表の米雇用統計が市場予想以上の内容となり、米経済がソフトランディングに向かうとの期待が相場を支えた。個別では半導体大手エヌビディアやソーシャルメディア大手メタプラットフォームズなどの上昇が目立った一方、医療保険大手ユナイテッド・ヘルスや検索大手アルファベットなどが下落した。
債券・商品先物
米国債10年 4.0419% (+0.045)
NY原油(WTI) USD/バレル 73.81 (+1.94%)
NY金(COMEX) USD/オンス 2,049.8 (-0.05%)
【日本】 米長期金利の上昇を受けて米ドルが買われる
為替(17時)
1月5日の東京外国為替市場では、米ドルが買われる展開となった。米長期金利が上昇基調を強めたことで、米ドル買いが活発化した。ただし、その後は米長期金利の上昇が一服すると、米ドル円も持ち高調整の売りに押される展開となって上値を切り下げた。
米ドル円は144.60円で取引を開始。この日は徐々に水準を切り上げる展開となった。午後に一時は売られる場面があったものの、夕方にかけては再び強含み、一時は145.37円まで上昇した。引けにかけてはやや反落し、145.08円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0947ドルで始まると、取引時間の前半に一時1.0956ドルまで上昇する場面があった。しかし、その後は徐々に水準を切り下げる展開となり、1.0923ドルまで下落して引けた。
ユーロ円は158.31円で取引を開始。この日は売り買いが交錯する展開となり、高値158.84円と安値158.18円の値幅での攻防となった。158.48円で取引を終えた。
債券
10年長期金利 0.6006% (-0.022)
【市場イベント】
1月10日 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
1月11日 消費者物価指数(CPI)(前年比)
1月12日 生産者物価指数(PPI)(前年比)