【米国】米国が休場となる中で、NY時間では大きな方向感が出ることは無く小幅にもみ合った
為替(2025年2月18日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 151.39(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0482 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 158.67 (円)
ポンド円 GBP/JPY 191.17 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2626 (米ドル)
2月17日のニューヨーク外国為替市場は、欧州緊急首脳会談を前に警戒感も強く持ち高調整のユーロ売りがやや進んだ。ナーゲル独連銀総裁は「インフレ目標2%に到達する可能性が高い」と発言した。アジア時間の日銀早期利上げ観測の高まりからの円買いの流れを引き継ぎ、全般でクロス円が下落した。もっとも米国が休場で市場参加者が閑散とする中で、大きな方向感は出にくかった。
米ドル円は、プレジデンツデーの休場のため閑散取引の中で東京市場からの円買いの流れを引き継いだ。25時前には151.33円まで小幅に安値を広げた。もっともその後は、市場参加者が少ない状態で、大きな方向感が出ることは無く151.40円前後で小幅な揉み合いに終始した。
ユーロドルは、欧州緊急首脳会議への警戒感やユーロ円の下落を受けて、一時1.0466ドルまで下押した。もっとも米国休場となり市場参加者が少ない中で大きな方向感が出ることはなく、1.0480ドル前後での小幅な揉み合いに終始した。
株式
NYダウ平均 USD 44,537.75 ±0(±0%)
NASDAQ総合 USD 20,024.88 ±0(±0%)
S&P500 USD 6,113.64 ±0(±0%)
株式市場は、プレジデンツデーで休場。
債券・商品先物
米国債10年 4.478% (±0)
NY原油(WTI) USD/バレル 70.68 (±0%)
NY金(COMEX) USD/オンス 2,896.5 (±0%)
【日本】本邦の賃金・物価の好循環が確認できているとの見方から、円買いが進行した
為替(17時)
2月17日の東京外国為替市場は、本邦の10月‐12月実質GDP(予想:1.0%、結果:2.8%)が市場予想を大きく上回ると、日銀利上げ観測が高まり全般で円買いが優勢となった。日経平均株価が上げ幅を縮小しマイナス圏に転じたことも相場の重しとなった。
米ドル円は、本邦の10月‐12月実質GDPが市場予想を上回る強い結果となり、賃金と物価の好循環が確認できているとの見方から、円買いが優勢となった。12時前には151.50円まで下値を広げた。その後はやや下げ渋るも本邦金利の先高観が重しとなり、15時前には151.47円まで下押し、日通し安値を更新した。売り一巡後には下げ渋り、17時過ぎには151.94円まで上値を伸ばしたが、新規材料に欠ける中で買戻しは限定的だった。
ユーロドルは、対円でのドル売りが支えとなり10時台には1.0506ドルまで上値を伸ばした。もっともその後は持ち高調整の売りにも押され高値を切り下げた。17時前には1.0480ドルまで下押した。
ユーロ円は、ドル円の動きにつれた形となり10時過ぎには159.19円まで下押した。売り一巡後は159.58円まで下げ渋ったものの上値は重たく12時前には159.06円まで再び下押した。本邦の新発10年債利回りが1.375%と約15年ぶりの高水準を付けると、ユーロ売り円買いが進み、15時前には158.90円まで下押し日通し安値を付けた。
債券
日本国債10年 1.390% (+0.038)
【市場主要イベント】
18日 豪 豪準備銀行 政策金利発表
19日 新 ニュージーランド準備銀行 政策金利発表
米 FOMC議事要旨
20日 米 新規失業保険申請件数
21日 日 全国消費者物価指数